暑い夏の日
セミが死んでいた。

道の真ん中でばったりと。精一杯生きてそこで力尽きたのだろうか。

セミはうるさいと言われる。夏の暑さが倍増するような鳴き声だ。

だけど、セミには1週間しかない(地上に出てから死ぬまで)。

人間が百まで生きるのとは、1日の重みが違う。

だからあれ程に暑苦しく、精一杯に鳴くんじゃないか。

生命を謳歌しているのだ。地上にいれる短い時間を。

人間が寿命や死を意識するなんて、ずっとずっと後の一瞬だけだ。

これからセミの鳴き声を聞いたら、本気で生きる生命の強さを感じ、負けじとその1日を精一杯生きていこうと思うべきなのだ。




セミが地中にいる期間は7年とも言われている。

初めて地上に出て、飛び回り泣きわめく、その時の幸せってどれくらいのものだろう。

人は一生のうちにそれほどの幸せを味わうことができるのだろうか。
[PR]
by yosike2 | 2008-08-22 14:33
<< 大阪-京都 決心 >>